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吉永小百合がキューポラのある街に戻る

記念撮影後、子役の佐藤末来と遊ぶ吉永小百合(撮影・長谷川元明)
記念撮影後、子役の佐藤末来と遊ぶ吉永小百合(撮影・長谷川元明)

 吉永小百合(61)が20日、埼玉県・川口市内で行われた主演映画「母(かあ)べえ」(山田洋次監督、来年1月公開)の製作発表に出席した。同市内に巨大オープンセットを建てて撮影中。16歳の時に脚光を浴びた出世作「キューポラのある街」の舞台とロケ地でもあった同市に思い入れも強く「第2のふるさとに帰ってきたような気がします」。

 山田監督作品は34年ぶりの出演。「あっという間の34年でした」。同映画は、太平洋戦争開戦直前の東京を舞台に、悲劇に見舞われた家族の愛ときずなを描く。

[2007年2月20日19時1分]

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