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映画「バベル」鑑賞し6人が体調不良
映画「バベル」を上映している名古屋市の映画館「ミッドランドスクエアシネマ」で、観客6人が吐き気などの体調不良を訴えていたことが30日、分かった。いずれも症状は軽く、館内で休んだ後に自力で帰ったという。同館は、点滅を繰り返すシーンで注意するよう呼び掛ける文書を配布している。
映画では、開始から約1時間20分後に菊地凜子が演じる高校生がクラブで踊る場面で、クラブの照明が1分程度、速い点滅を繰り返す。配布された文書は「このシーンになりましたら、スクリーンから適度に目をそらされるか、直視し続けないことをお薦めします」としている。
映画は28日から公開されており、同館によると、28日に女性5人、29日には男性1人が体調不良を訴えた。
同館が配給会社に問い合わせたところ、「対応は劇場に任せる」との返答があったといい、同館は29日から上映前に文書の配布を始めた。
バベルは、菊地が米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど話題を呼んでいた。
[2007年4月30日13時12分]
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