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東京国際映画祭の閉幕作品に「シルク」

 東京国際映画祭が28日、閉幕した。クロージング作品として上映されたのは日本・カナダ・イタリア合作「シルク」。主演の米俳優マイケル・ピット(26)らとともに出演した役所広司(51)、中谷美紀(31)らが舞台あいさつに立った。中谷は「私の出演映画に坂本龍一さんが音楽をかけてくれるという私の大きな夢がかないました」と話した。

 またコンペティション部門の各賞も発表され、「東京サクラグランプリ」にはイスラエル・フランス合作の「迷子の警察音楽隊」(エラン・コリリン監督)が輝いた。最優秀芸術貢献賞は「ワルツ」(イタリア)、特別審査員賞は「思い出の西幹道(仮題)」(中国・日本合作)、最優秀監督賞は「デンジャラス・パーキング」(英国)のピーター・ハウイット監督、最優秀主演男優賞は「トリック」(ポーランド)のダミアン・ウル、最優秀主演女優賞は「ガンジー、わが父」(インド)のシェファリ・シャーが受賞した。

[2007年10月28日18時0分]

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