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「市民ケーン」の台本競売へ
競売大手サザビーズは10月31日、米映画の鬼才、故オーソン・ウェルズが脚本、監督した映画「市民ケーン」で用いた台本の最終稿を12月11日にニューヨークで競売にかけると発表した。予想落札価格は最高で12万ドル(約1400万円)。
台本は表紙に「第2改訂最終稿」のスタンプがある156ページ。ウェルズの助手による手書きの修正や削除の跡が多く残り、新たなシーンもいくつか追加されているなど、貴重な資料とみられる。
サザビーズによると、「市民ケーン」の台本は決定稿に至るまで6本の草稿があり、ウェルズが共同脚本のマンキーウィッツと推敲(すいこう)を重ねながら脚本を完成させていった跡がうかがえるという。
「市民ケーン」は新聞王の人生と孤独を描いた傑作で、ウェルズが25歳で制作、監督、脚本、主演を務め、1941年のアカデミー脚本賞を受賞した。
[2007年11月1日12時0分]
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