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荒川良々初主演映画もシャイでうつむく
- 映画の舞台あいさつを行った木村佳乃(左)と荒川良々(撮影・近藤由美子)
個性派俳優の荒川良々(34)初主演映画「全然大丈夫」(藤田容介監督)が26日、初日を迎え、東京・渋谷・シネクイントで舞台あいさつを行った。
物語は男2人が衝撃的なほど不器用な美人(木村佳乃)をめぐり、静かな恋の戦いを始めるロマンチックコメディー。
シャイな性格で知られる荒川は緊張気味のせいか終始、うつむきがち。映画のテーマでもある、勝たないで幸せになる方法を聞かれると「始めから負ければいいんじゃないですか。負けたらまた違う道が…」と消え入りそうな声で答えた。一方、木村は「私も似ていますが、母から『負けるが勝ち』と教えられてきたので、そう思い続けて生きてきます」。荒川をフォローするかのように、元気良く答えていた。
[2008年1月26日13時55分]
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