22日午後5時ごろ、東京都江東区有明の「有明テニスの森公園」で、映画「20世紀少年」の撮影現場の撤収作業中にカメラクレーンが倒れ、男性スタッフ3人が頭などを打ち、軽いけがをした。

 警視庁東京湾岸署の調べなどによると、クレーンは高さ約2メートルの支柱に、長さ約15メートルのアームが乗った構造。撮影は芝生広場で行われ、5、6人がクレーンの台車を押していたところ、地面がでこぼこしていたために転倒したという。

 同署によると、20代男性が頭を切って出血。30代の男性2人が首や腰の打撲だった。

 現場は、新交通システム「ゆりかもめ」の有明駅北西約300メートル。