未曾有の大災害に襲われた東京を描く映画「252

 生存者あり」(水田伸生監督、12月6日公開)の完成会見が16日、コンラッド東京で行われ、主演の伊藤英明(32)内野聖陽(39)らが出席した。日本テレビの製作だが、劇中には瓦解したフジテレビ局舎の球体展望台が海に浮かぶシーンが収められる。映画「海猿」でフジと縁のある伊藤は「お台場の話にはあまり触れたくないんだけど、さすがに浮かばないだろうと思った。監督に悪意があるのかなの思った」。水田監督は「臨海地区の壊滅を表現するため、ランドマークとして使わせてもらいました」と話していた。