俳優佐藤隆太(29)主演の映画「ルーキーズ」の初日舞台あいさつが30日、都内で行われた。佐藤演じる熱血教師が不良生徒が集まる野球部を更生させ、甲子園の夢に向かうストーリー。午前7時の上映にもかかわらず客席は満席。上映後、佐藤や市原隼人(22)高岡蒼甫(27)佐藤健(20)らが客席の後ろから登場すると、大歓声が起こった。

 この日の初日で、ナインは『卒業』しユニホームを脱ぐ。撮影を通してきずなを深めたメンバーとの別れの日でもある。市原は「寂しい。どんな時も、お互いがお互いを必要としていた。ルーキーズに出演できて幸せでした」と感極まり、目を潤ませた。また、高岡も号泣し「公開まで大変な日も続いた…。こんなに濃い現場に出会えたことも…なかった…。泣きたくねえ!」。涙の連鎖は続き、桐谷健太(29)尾上寛之(23)も涙ながらにあいさつ。最後は、佐藤の「ニコガク、ファイト!」の掛け声で終了した。