映画「劔岳

 点の記」(木村大作監督、20日公開)の完成披露試写会が1日、東京国際フォーラムで行われ、出演者とスタッフが舞台あいさつに立った。初メガホンとなった木村監督は、高倉健、吉永小百合、岩下志麻ら日本映画界を代表する俳優から“指名”を受ける名カメラマンで、新田次郎氏の同名小説にほれ込んで映画化した。

 浅野忠信、香川照之ら主要キャストと剣岳・立山連峰に2年間で200日滞在して撮影した力作。木村監督は「何かを感じていただける自信があります」と目を潤ませながら胸を張った。

 山岳地で行った撮影で男性俳優陣には過酷な自然環境の中でも妥協を許さなかったが、主人公の妻を演じた宮崎あおいにはメロメロだった。木村監督は「つぶらな瞳でまっすぐ見つめられるとドキドキしちゃう。そんなに見つめないでくださいと言いました」と笑わせた。