織田裕二(41)が2日、川崎チネチッタで行われた主演映画「アマルフィ

 女神の報酬」(西谷弘監督)の大ヒット記念舞台あいさつに登場した。川崎は織田の生まれ故郷。観客に向かって「ただいま」と声を掛けたが「何か照れくさいですね」と頭をかいた。高校卒業まで神奈川県内で過ごした。湘南を舞台にした映画にも出演したことはあるが「(川崎市内で)舞台あいさつするのは初めて。不思議な感じです」という。日本映画界を代表する俳優に育って凱旋(がいせん)した。

 織田は共演した天海祐希(41)西谷弘監督(46)とともに、全編イタリアロケ作品にちなんでイタリア国旗3色で彩った全長50メートルのカーペットを踏みしめて劇場入り。沿道には2000人以上のファンが集まり、声援を送っていた。

 同映画は公開初日からわずか2週間で観客動員150万人を突破。織田は好調な興行成績にさらに弾みをつけようと、前日1日から全国キャンペーンを行っていた。