お笑いコンビのコント55号が、東京・浅草で25日に開催された「したまちコメディ映画祭in台東」のクロージングセレモニーで、長年の功績をたたえられ「コメディ栄誉賞」を受賞した。萩本欽一(68)は「浅草で始めたコント55号が、最後に浅草で表彰されるなんて、うれしいです」とあいさつしたが、坂上二郎(75)は笑顔のままピクリとも動かない。「何も言葉が浮かばないでしょ、ねぇ二郎さん?」と声をかけられても「……」。萩本が「皆さん、もう銅像だと思って下さい」とオチをつけると、会場は笑いに包まれた。

 また萩本は「実は2週間前に一緒にテレビ出演しないかとの話があったときには、二郎さんは『オレはテレビは無理』と断ったんですよ。なのに、今回賞金が出るって聞いたら、ちゃんと来るんだもん」と、さらに爆笑を誘った。