映画「クヒオ大佐」(吉田大八監督)が10日、初日を迎え、主演の堺雅人(35)が女優松雪泰子(36)と都内で舞台あいさつを行った。実在の結婚詐欺師を演じた堺は、司会者から「クヒオに会ったら」と尋ねられ「あなたとは違うと言いたい」。あくまで架空の人物と設定し、劇中ではとらえどころのない感じがうまく機能したという。観客には「結婚詐欺の被害が最近増えているそうですから、くれぐれもお気をつけください」と呼びかけていた。