俳優大泉洋(36)が27日、北海道夕張市で開催中の夕張国際映画祭に参加し、出演映画「半分の月がのぼる空」(4月3日公開、深川栄洋監督)で舞台あいさつを行った。先日に札幌の民放番組のロケでバンクーバー五輪を観戦。白塗りの顔に「必勝」のはちまき姿の写真が世界中に配信されたことが話題になった。「世界デビューを果たしたようで(笑い)。ヤフーUSAにも出たらしい。バリバリの一般人として出た。競技会場で大人気。みんなが写真を撮らせてくれって言うんですよ」。司会から「海外に行く時は、必ず白塗りにすれば」と振られると、「やらないよ」とバッサリ切り捨てていた。

 この映画では、持ち前の明るいキャラクターとは違い、重い過去を背負う医師を演じた。「マネジャーからは『純愛もののオファーが来ました』と言われた。最近はねずみ男の役とか、続いていたから(笑い)、楽しみながら台本を読んだら、純愛するのは僕じゃなくて、若い2人だった」と寂しそうだった。