北野武監督(ビートたけし=63)が16日(日本時間17日)午後9時40分、第63回カンヌ映画祭コンペティション部門に選出された新作「アウトレイジ」(6月12日公開)の上映のため、ニース空港からカンヌ入りした。同空港で、北野監督は「緊張なんてするわけねえだろ。何回来てると思ってんだ」と笑い、リラックスした表情を見せた。最高賞パルムドールを競う同部門への参加は99年「菊次郎の夏」以来11年ぶり。

 一夜明けた17日には各国記者を前にした40分以上の公式会見で、映画やお笑いなど幅広い質問に「カンヌ映画祭でどうにかなろうと思ったら、こんなひどい暴力映画は作りません」と、笑わせた。最高賞パルムドールをはじめ各賞は、現地時間23日の授賞式で発表される。(カンヌ=小林千穂)