女優優香(29)が17日、都内で主演映画「黄金風景」(公開中、アベユーイチ監督)の舞台あいさつを行った。太宰治の同名小説の映画化で、文学作品に出演するのは初めてだった。津軽の名家で働くお手伝いの役で、幼少期の太宰に意地悪をされる。「印象に残っているのは、幼いころの太宰さんに蹴られるシーン。お仕事で蹴ることはあっても、蹴られることはない」と振り返った。

 太宰役を演じた遠藤健慎(9)を客席から舞台上に呼び、「すごくいいケリで。今もまだ痛くて。素晴らしいお芝居でした。頑張ったもんね」とほめていた。さらに遠藤の股間(こかん)を何度も見てしまったエピソードを披露。「着物の帯をほどいて、脱がしてあげている間に、健慎君が転んで、逃げるんですよ。その時にフンドシもはだけてきちゃって、大事なものが…。何度も見させていただいて、ありがとうございました。ハハハハ」と笑いが止まらない様子だった。