北海道遠軽町の児童自立支援施設「北海道家庭学校」を設立した日本の児童福祉の先駆者、留岡幸助(1864~1934年)の生涯を描いた山田火砂子監督の映画「大地の詩(うた)-留岡幸助物語-」の製作発表記者会見が10日、岡山市内であった。10月1日から撮影を始め、来春公開予定。

 記者会見で山田監督は「今は家族がばらばらであまりにもひどい国。人のために一生をささげた人もいると分かってほしい」と話した。関連書籍を読んで勉強中という主演の村上弘明さんは「第一級の社会映画を作り上げたい」と意気込んだ。

 留岡幸助は岡山県高梁市生まれ。映画は、犯罪を防ぐには幼いころの家庭教育が大切だとして、現在の児童自立支援施設にあたる「家庭学校」をつくった留岡幸助の生涯を描く。