瑛太初医師役、救急医療の現場見学し撮影
俳優瑛太(25)が初の医師役で、笑福亭鶴瓶(53)主演の「ディア・ドクター」(西川美和監督、来年公開)に出演する。このほど、茨城県常陸太田市で行われた撮影現場で取材に応じた。
研修医役の瑛太は、都内病院で救急医療の現場を見学して撮影に臨んだ。実際に急患が運ばれる場面にも遭遇したという。また、最近は同世代との共演が多かったが、今回は鶴瓶はじめ余貴美子、八千草薫、香川照之といった年上の俳優ばかりというのも新鮮なようだ。瑛太は「年上の方が多いので、現場でのあり方は勉強になります。毎日、吸収することが本当に多いですね。鶴瓶さんは本番直前まで近所の人にサインしたり、雰囲気をつくってます」。
鶴瓶とは撮影中に飲み明かしたこともあるほど、意気投合した。だが、なれ合いではない。「べたっとしすぎてないし、離れすぎてもいない。僕はマイペースだから気を使えない時もあります」。鶴瓶も「瑛太はええ男。現場で休憩してる時も、何もせんと隣で寝てたりする。気を許してくれてる証拠。何が好きって、顔が好き」と笑わせた。それを聞いた瑛太も「僕も鶴瓶さんの顔と声が好きです」。
物語の中では、少しずつ心を開いていく2人。西川監督は「2人の雰囲気は、きっとスクリーンに出るでしょうね」と相乗効果に期待している。西川監督の前作「ゆれる」がカンヌ映画祭で評価され、新作への期待が高まるが、瑛太は「行ってみたいけど、今は、この村に来た研修医になるだけ」と気負いはない。9月上旬に撮了する。
[2008年8月14日8時9分 紙面から]
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