「きかんしゃやえもん」3Dアニメで甦る
東映が7年ぶりに「アニメまつり」を復活させ、目玉として名作絵本「きかんしゃ やえもん」の3DCGアニメを、10月3日から公開することが9日、分かった。ハリウッドが、専用メガネを使い、飛び出す立体映像を楽しむ3DCG映画を次々と製作する中、日本のアニメ映画として初めて本格的に劇場公開される作品となる。
原作は文を阿川弘之氏、絵を岡部冬彦氏が手掛け、1959年に岩波書店から出版された。出版50周年を迎えた今年までに累計131万部を売り上げ幅広い世代から愛されている。
3DCGは今後、映画ファンに定着必至といわれる次世代映像技術。東映も新時代到来に向け、数作品を集めた子供向け企画「アニメまつり」を再開させ、3DCGアニメの新作の製作を決めた。3DCGが乗り物の迫力を生かしやすいこと、原作の認知度、子供たちにも広がる鉄道ブームなどから「きかんしゃ やえもん」に白羽の矢が立った。
原作同様、年寄り機関車が主人公だが、物語は現代に合わせたものになる。上映時間は約30分。3D対応の劇場約50館の上映を予定しているが、拡大の可能性もある。テーマパークなどで過去に上映された「デジモングランプリ」「ゲゲゲの鬼太郎」などの3D短編も合わせて上映する。
[2009年7月10日6時45分 紙面から]
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