新人賞ー夏帆「うた魂♪」「東京少女」ほか

- 新人賞を受賞し、かわいらしい笑顔を見せる夏帆(撮影・水谷安孝)
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【受賞発表記事】
新人賞はデビュー以来、順調に成長している夏帆(17)が受賞した。
夏帆はアイドルより女優の肩書が似合う17歳だ。主演作が続いた。「東京少女」では100年の時空を超えた淡い恋心を抱く少女。「うた魂(たま)♪」では合唱部の女子高生を演じて「アイ アム フルチン!」と叫んだ。「役柄が自分に似ているとかは考えない。現場で監督と話して、相手役がいてという中で、役をつくっていく」。1つずつの役に、真っ白な気持ちで真っすぐに向き合う。
「うた魂♪」では、歌も披露した。「最初に台本を読んだときは、単純に面白いと思った。撮影が近づくにつれて不安も出てきたけど、キャラクターが強かったので、楽しみながらやれました」という。
ドラマデビューから5年、映画は4年になり主演を重ねてきた。「昔は何となくというのが強かったけど、今はやっと女優として自覚が出てきた。主演は違う。プレッシャーとやりがい、両方感じます」。
来年は高校3年。「演じたことない役を演じてみたい。高校生活が最後なので、高校生しかできないこともやってみたい」。女優の魂に、初々しい女子高生の顔が重なった。【小谷野俊哉】
[2008年12月4日 紙面から]
◆夏帆(かほ) 1982年(昭57)6月30日、東京都生まれ。ティーン向けファッション誌でモデルを務めた後、04年日本テレビ系連続ドラマ「彼女が死んじゃった。」で女優デビュー。ドラマは「ケータイ刑事 銭形零」「プリマダム」「4姉妹探偵団」など。映画は「小さき勇者たち ガメラ」「天然コケッコー」。164センチ。
◆「うた魂♪」 合唱部に所属する萩野かすみ(夏帆)は自分の歌声とルックスに自信満々の女子高生。しかしある日、あこがれの生徒会長に撮ってもらった写真を見ると、歌っている時の自分の顔に大ショックを受ける。自信喪失したかすみの前に、合唱を愛するヤンキー高校生の権藤洋(ゴリ)が現れる。田中誠監督。
◆「東京少女」 将来SF作家を夢見る女子高生の未歩(夏帆)は母と2人暮らし。ある日、地震が起き、未歩の手から落ちたケータイ電話が光に包まれながら消えてしまう。自分の番号にかけてみると、そのケータイは明治45年、小説家志望の宮田時次郎(佐藤和真)の手元にあった…。小中和哉監督。
- 新人賞・選考経過
- 夏帆と、「ホームレス中学生」「KIDS」で主演の小池徹平に意見が集まった。「映画としては『うた魂♪』が良かったし、夏帆は好意的な評価を得たと思う」(渡辺武信氏)「一般的な人気なら小池君を選ぶべきだ」(乾瑞恵氏)「可能性にかけて、2人とも選ぶ方法もある」(仲川幸夫氏)。昨年も新垣結衣とこの賞を争ったことが評価され、夏帆が選ばれた。
日刊スポーツ映画大賞
| 「タイトル」監督 | 記事 | |
|---|---|---|
| 作品賞&監督賞 | 「おくりびと」 滝田洋二郎監督 |
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| 主演男優賞 | 中居正広 「私は貝になりたい」 |
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| 主演女優賞 | 綾瀬はるか 「ICHI」「僕の彼女はサイボーグ」「ハッピーフライト」 |
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| 助演男優賞 | 堺雅人 「クライマーズ・ハイ」「アフタースクール」 |
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| 助演女優賞 | 夏川結衣 「歩いても 歩いても」 |
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| 新人賞 | 夏帆 「うた魂♪」「東京少女」ほか |
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| 外国作品賞 | 「ノーカントリー」 パラマウントジャパン、ショウゲート |
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| 石原裕次郎賞 | 「クライマーズ・ハイ」 原田真人監督 |
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| 石原裕次郎新人賞 | 松田翔太 「イキガミ」「花より男子ファイナル」 |
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| ファン大賞 | 「私は貝になりたい」「レッドクリフ Part1」 |
邦画部門1位は「ヤッターマン」
「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」のファン大賞・上期選考(昨年末〜5月公開分)で、桜井翔主演の「ヤッターマン」(三池崇史監督)が邦画部門1位となった。
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