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巨匠イーストウッドが二宮らベタぼめ

 米俳優でアカデミー賞監督のクリント・イーストウッド(75)が製作、監督を務める連作映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の会見が28日、都内で行われた。米国を代表する名匠は「映画にすべてのメッセージを込めている」がポリシーで、撮影を極秘に進め、取材もほとんど受けない。会見は極めて異例だが、今作で起用した日本の若手俳優について「若い俳優たちを知らなかったが、演技を見ればいい俳優か分かる」と高く評価した。

 「硫黄島-」主演の渡辺謙(46)以外は全員、ビデオによるオーディションで決定した。「過去にいろいろな俳優と仕事をしたが、今回の若い俳優たちのアンサンブルは本当に良かった。仕事をしっかり理解しているし、根性も素晴らしかった」とべた褒め。2度も監督賞でオスカーを獲得した名匠の言葉だけに、作品の出来栄えに対する自信もうかがえた。

 「硫黄島-」の撮影は、27日に硫黄島で終了した。1年前に石原慎太郎都知事を訪問し協力要請したこともあり、特別に1日限定の撮影が許可された。この日は渡辺のほか、二宮和也(22)加瀬亮(31)伊原剛志(42)中村獅童(33)ら主要キャストも勢ぞろい。最年少の二宮は「気付いたらカメラが回っていて、OKと言われて。恐ろしいです」と名匠の手法に驚くばかりだった。

[2006年4月29日8時14分 紙面から]

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