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映画館でW杯PV「ニッポン」絶叫!
静寂が当たり前の映画館で、大声を張り上げる貴重な機会かもしれない。サッカーW杯が9日開幕したが、シネコングループ「TOHOシネマズ」が全国13劇場で実施する日本代表1次リーグ3試合のパブリック・ビューイング(PV)のチケットの売れ行きが好調だ。
2館でPVを行う東京・ヴァージンシネマズ六本木ヒルズでは、オーストラリア戦(12日)、クロアチア戦(18日)はすでに完売。ただし、ブラジル戦(23日)の試合開始は午前4時と遅いため、2館で850人収容の同所では残席は半分ほどある。そのほか「TOHOシネマズ」の各劇場でも、オーストラリア戦の残数が残りわずかになっている。入場料金は2500円。詳細は「TOHOシネマズ」公式ホームページwww.tohotheater.jpまで。
「TOHOシネマズ」以外での有料PVは、02年W杯の会場だったさいたま、静岡、大分の競技場や東京・六本木の有名クラブなど全国30カ所で行われる。またNHKは全国28カ所で特設会場を設ける。かつては、格闘技のビッグマッチぐらいしか企画されなかった形式だが、W杯への連続出場で全国に定着してきた。
[2006年6月10日10時30分 紙面から]
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