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曙が米映画「オーシャンズ13」に出演

 元横綱の曙(37)が、ハリウッドに進出する。超大作映画「オーシャンズ13」(来年6月全米公開)に出演することが15日、分かった。ブラッド・ピット(42)ジョージ・クルーニー(45)らハリウッドスターが集結するヒットシリーズの第3弾で、曙は力士役で登場。同作は既に8月中旬に撮影が始まっており、曙も今月下旬にも渡米して、撮影に参加する予定だ。

 「-13」の舞台は、第1作目「-11」と同じラスベガス。同所では昨年10月、大相撲の公演が開催され、3日間で2万5000人を動員した。すっかり認知されたこともあって、急きょ相撲シーンを取り入れる案が浮上したようだ。

 曙の出演シーンの具体的内容は流動的だが、ブラピらが演じる窃盗団の前で相撲を取り、ブラピとのセリフのやりとりも検討されているという。また、窃盗団の元締役のクルーニーは、前作のワールドプレミアで「日本を舞台にするのはベストアイデアだね」と日本での撮影を希望。実現こそしなかったが、何らかの形で日本テイストを取り入れたいと考えたようだ。

 製作側はリアルな相撲シーンを撮りたいと希望し、コミュニケーションを取れる役者を探した結果、米国出身の曙と大相撲の武蔵丸親方(35=元横綱武蔵丸)に白羽の矢を立てた。だが、日本相撲協会は映画への出演を禁じており、同協会所属の武蔵丸親方は出演を断念したという。

 「オーシャンズ」シリーズは、かつてフランク・シナトラ(享年82)らが出演し大ヒットしたギャング映画のリメーク版。前2作の興行収入が計100億円を超えるなど、日本での人気も高い。曙の異例のハリウッドデビューは、日米両国で話題を集めそうだ。

[2006年9月16日7時55分 紙面から]

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