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薄さが縁、温水洋一がウィリスを応援
俳優温水洋一(42)が「薄~い」つながりで、ブルース・ウィリス(51)主演の新作映画「16ブロック」(リチャード・ドナー監督、14日公開)のCMに出演する。薄~いとはもちろん髪の毛のこと。このほど都内で撮影が行われ、温水は「ウィリスのM字タイプ(のハゲ)とは違って、僕は逆U字ですけど、光栄です。僕に重ね合わせました」と意気込んで臨んだ。
「16-」でウィリスが演じたのはNY市警刑事。わずか16区画、約1・6キロ先の裁判所に証人を届けるという簡単な任務に就いたが、護送中に襲撃されてしまう、不運でツイてない役どころだ。これにぴったり当てはまると、CMキャラクターに挙がったのが温水だった。
CMは、大手食品会社の営業マンが深夜に残業をしていると、背後から近づいた上司から「簡単な仕事があるんだけど」とさらに残業を命じられてしまう内容。情けない役だが、温水は「映画のCMは初めてなので責任を感じています」。ウィリスの作品はほとんど見ている。「16-」も「ハラハラドキドキしました。久々に巻き込まれる系の、ウィリスらしい映画ですね。僕? 僕はいつも巻き込まれていることに気付いていないタイプですから」。2人の「共演」は7日から全国の劇場で見られる。
[2006年10月3日8時15分 紙面から]
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