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広末がカップル向け短編映画主演

 広末が、恋人たちの“アフター7”のデートプランを盛り上げる。直木賞作家角田光代さん(39)の短編集「Presents」(双葉社)が連続して映画化され、第1弾「合い鍵」に広末涼子(26)玉山鉄二(26)が主演することが6日、分かった。午後9時に上映を開始し上映時間は約45分。料金は1000円。若者のライフスタイルに合わせた新しい映画の提案として話題を集めそうだ。

 企画した映画製作会社アットムービー森谷雄氏は「21時からの新しいデートムービー」と話す。上映時間の長い映画は「夜7時に待ち合わせて24時に帰らなければならないカップルには時間を奪ってしまうもの」と考えた。そこで、マニアックな作品が上映されるイメージの強い「レイトショー」と呼ばれる時間に、カップルが気軽に楽しめる短編映画を上映するアイデアが浮かんだ。

 デートスポットとしても人気の高い東京・渋谷パルコの全面協力を得て、同ファッションビル内の劇場シネクイントで上映する。終映時間は午後9時45分。観賞後のデート時間もたっぷり残っている。広末も「新しい映画の楽しみ方に私も期待しています」と話している。

 原作短編集は「贈り物」をテーマに切なく心温まるエピソード12編を集めたもの。映画化される「合い鍵」はクリスマス直前、8年間交際してきた男性に突然別れを切り出された女性の揺れ動く心情を描く。小泉今日子主演で映画化された「空中庭園」など、微妙な女性心理の表現で知られる角田作品の中でも感動作として人気を集めている。広末も「かわいい映画になればいいなと思っています」と撮影を楽しみにしている。演出は日向朝子監督(27)が手掛け、クリスマスシーズンを控えた12月9日から公開される。

[2006年11月7日8時42分 紙面から]

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