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イーストウッド「硫黄島」米公開繰り上げ

会見でクリント・イーストウッド監督(右)を気づかう渡辺謙(撮影・橘信男)
会見でクリント・イーストウッド監督(右)を気づかう渡辺謙(撮影・橘信男)

 クリント・イーストウッド監督(76)の最新映画「硫黄島からの手紙」(12月9日公開)の米国公開が、来年2月から今年12月20日に繰り上げられることが16日、発表された。都内で主演の渡辺謙(47)らと会見したイーストウッド監督が明かした。

 ワーナー・ブラザーズが、米国内で行った関係者向け試写会の高評価を受けて、今年度のアカデミー賞狙いに方針を転換したため。完成当初から渡辺や二宮和也(23)ら日本軍を演じた俳優陣の熱演が話題になっていたが、これにより離婚騒動渦中で同映画のPR活動を自粛している歌舞伎俳優中村獅童(34)も助演賞の有資格者に。ドタバタ続きの中で、久しぶりの朗報となった。

 同映画は、太平洋戦争時の硫黄島の戦いを描いており、すでに公開中の米国側からの視点で描いた「父親たちの星条旗」との2部作。これで、2作そろってオスカー候補となることに同監督は「私が選ぶわけではないので、何も言う立場にない」語った。

[2006年11月17日8時36分 紙面から]

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