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大沢たかお、助演男優賞/映画大賞

日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞した大沢たかお(撮影・樫山晃生)
日刊スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞した大沢たかお(撮影・樫山晃生)

 助演男優賞は「地下鉄に乗って」「7月24日通りのクリスマス」の大沢たかお(38)が受賞した。

 大沢は「地下鉄に乗って」への出演が決まってから、10年ぶりに地下鉄に乗った。「学生時代はよく利用していたので、懐かしい感じでしたね。自販機にボタンがたくさんあって驚きました」と照れ笑いする。もともと浅田次郎氏原作のファンで、この役はどうしてもやりたかったという。夢と希望にあふれる青春時代から孤独な晩年までの波瀾(はらん)万丈な男の一生。「1週間とか短い時間で、20歳から45歳までの気持ちを調整するのが大変でした」と振り返った。

 一方、ラブコメディー「7月24日通りのクリスマス」では、ヒロインの“王子様”役。「軽そうに見えてしまいがちなので、難しいだろうな、と」。作品選びのテーマはいつも「挑戦」。「いばらの道が好きなんでしょうか。いつもトライし続けたいんです」。

 映画漬けの人生だ。少年時代、300円ほどの映画チラシを収集。3冊のチラシファイルは今も宝物だ。よく映画館にも足を運ぶ。所蔵するDVDは1000本以上。「苦労するなら好きなジャンルで」と映画中心に活躍している。

 近年、話題作への主演が続いたが賞には縁がなかった。「賞は遠い存在だったので公の場で評価していただいて本当にうれしい」と笑顔で答えた。【近藤由美子】

[2006年12月5日8時54分 紙面から]

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