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松山千春の自伝的小説が映画化

デビューまでの物語が映画化される松山千春
デビューまでの物語が映画化される松山千春

 歌手の松山千春(51)の自伝的小説「足寄より」が映画化されることが27日、分かった。監督は今井和久氏で、出演者は現在、最終調整中だが、年明けにも千春の出身地、北海道・足寄町でクランクインし、来年秋の全国公開を目指す。

 同書は千春がデビューした2年後の79年に発売。当時23歳までの生い立ちを描いた自伝的小説として、70万部を超えるベストセラーとなった。81年に絶版となったが今年のデビュー30周年を記念して復刊、5万部を超えるヒットになった。また、今秋発売された朗読CD「足寄より~旅立ち編」も4万枚を売り上げた。発表から30年近くが経てもなお、ファンを感激させるデビューまでの物語があらためて注目され、映画化が企画された。

 中心になるのは、北海道で千春の才能を見いだしたラジオ局ディレクター、竹田健二氏との触れ合いだ。デビューを後押ししながら、ファーストコンサート「旅立ち」の朝、36歳の若さで亡くなった竹田氏の存在は、千春の原点でもある。製作のプラスミック・CFPの小曽根太プロデューサーは「信頼、そして別れを描く。夢を追いながらも、貧乏、挫折、屈辱を味わいながらも突っ張りながら育った千春と竹田ディレクターとの青春群像にしていきたい」と、話している。

[2006年12月28日8時30分 紙面から]

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