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元モー娘飯田「五重塔」でガッツと親子役

映画「五重塔」で初共演する飯田圭織と主演のガッツ石松
映画「五重塔」で初共演する飯田圭織と主演のガッツ石松

　元モーニング娘。の２代目リーダー飯田圭織（２５）がソロで初出演する映画「五重塔」（秋原正俊監督、３月公開）が１５日、青森・五所川原市でクランクインした。明治の文豪・幸田露伴の同名小説の初映画化で、頑固一徹な陶芸家十兵衛（ガッツ石松）を父に持つ、１人娘有衣を演じる。０５年１月まで、約４年間もモー娘のリーダーとしてグループをまとめ上げてきたしっかり者だけに「人を支えたり、世話を焼くのが好きなので、有衣と私は似ている」と、早くも役と同化。映画で使われるおにぎりやピザは料理好きの飯田が自分で作ったもの。「そちらも必見です」とアピールした。

　ガッツも気合十分だ。主演として、また飯田の父役として全力投球を誓っている。役作りのため２週間前からヒゲを蓄えた。ハリウッド経験もある俳優の大先輩として、飯田に演技指導を行い「よし、それでＯＫ牧場だ。大女優になれるぞ」と、おなじみのセリフで緊張気味の飯田を優しくリードした。

［2007年1月16日8時19分　紙面から］

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