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韓国“彼女シリーズ”最終章に綾瀬はるか

「僕の彼女はサイボーグ」に主演する綾瀬はるか(撮影・近藤由美子)
「僕の彼女はサイボーグ」に主演する綾瀬はるか(撮影・近藤由美子)

 日本でも大ヒットした韓国映画「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」に続く“彼女シリーズ”最終章が、日本を舞台に、日本人キャストで製作されることが22日、分かった。映画「僕の彼女はサイボーグ」で、主演のサイボーグを綾瀬はるか(21)が演じる。相手役の“僕”は小出恵介(22)。前2作に続き、韓国のクァク・ジェヨン監督(47)がメガホンを取る。08年春公開予定。

 「猟奇-」「僕の彼女-」は、いずれも“大胆な彼女”と“控えめな僕”の切ないラブコメディー。日本で「ボクカノ」と呼ばれた「僕の彼女-」は、興行収入27億円を記録。日本公開された韓国映画NO・1ヒットの金字塔を打ち立てた。

 クァク監督は第3弾の脚本が出来上がった後、「このままだと、新鮮味がなくなってしまう」と悩んでいたという。そんな時に日本の映画会社からの熱心な映画化オファーを受け快諾。すぐに脚本を手直しした。もっとも“大胆な彼女”と“控えめな僕”の切ないラブコメディーという基本線は変わらない。「-サイボーグ」は、時空を超えたヒロインの活躍と恋を描き、前2作よりもSFファンタジーとアクション要素が濃くなるという。

 メガホンを取るクァク監督は、女優チョン・ジヒョン(25)を両作品に起用し国際的スターに押し上げた手腕を持つ。今回はヒロインに綾瀬を抜てき。「健康的でスポーティー。そして清潔感が、ヒロインのイメージにぴったり」との監督の強い希望で決定した。

 初の本格アクションとあって、綾瀬は週1、2回アクションの特訓中。また「ロボットっぽい動きを参考にしようと思って」と映画「ターミネーター」のDVDを見るなど、準備に余念がない。

 前2作では、男を振り回すもののキュートなジヒョン演じるヒロインに、男女問わずくぎ付けになった。新ヒロインに抜てきされた綾瀬は「今回演じるのは強いサイボーグだけど、小悪魔っぽく、かわいらしく、素直なところを出せたら」と意気込んでいる。

 キャストはもちろん、監督ら一部スタッフ以外はすべて日本人という異例の韓国映画は、17日から神戸で撮影を開始。約3カ月間、日本で撮影が行われる予定。

[2007年1月23日8時13分 紙面から]

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