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大沢たかお「心機一転」主演映画

撮影に臨む左から玉木宏、主演大沢たかお、吉田栄作
撮影に臨む左から玉木宏、主演大沢たかお、吉田栄作

 俳優大沢たかお(38)がこのほど、新潟・津南町で主演映画「ミッドナイトイーグル」(成島出監督、12月公開)のクライマックスシーンの撮影を行った。昨年11月に歌手広瀬香美(40)と離婚後、初めての映画撮影。大沢は「心機一転の気持ちはあります。いろいろな思いで見られるはず。『大沢はだめになった』と言われたくない。勝負の作品になる」と決意を語った。

 物語は北アルプスを舞台にした山岳サスペンス・アクション。年末年始は共演の玉木宏(27)らと雪山登山を決行した。夜間撮影時は気温氷点下5度。厳しい条件も、1月中旬の撮影開始まで十分準備してきた余裕から「寒さとの闘いですが、もう慣れました」。

 豪雪地帯の津南町も、今年は暖冬で例年より雪は少ない。ステルス型爆撃機墜落現場にたどり着くシーンを撮影した際には、4トントラック20台分の雪を調達するなど、セット費用に約3億円費やした。大掛かりなロケに「気持ちが引き締まります。役者魂が燃えます」。同地での撮影は玉木、吉田栄作(38)らとともに今月中旬まで行う予定。

[2007年2月6日8時44分 紙面から]

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