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「ヤッターマン」日活が実写映画化
70年代に人気を集めたアニメ「ヤッターマン」「科学忍者隊ガッチャマン」が実写映画化されることが10日、分かった。日活のラインアップ発表会が都内で行われ、両作品を含む16本の製作、配給が発表された。「ヤッターマン」は三池崇史監督(46)がメガホンを取り、年内に撮影を開始、09年公開予定。「科学忍者隊ガッチャマン」は製作が決まったばかり。
「ヤッターマン」は77~79年で全108話を放送。個性的な登場人物やユニークなメカなどが子供たちに人気を集めた。05年にインデックス・ホールディングスの子会社となった日活は再スタートの切り札として同アニメの映画化を企画した。日活社長の佐藤直樹氏は「新生日活の大作第1弾。グループ総力を挙げて製作にあたります」。現段階で製作費は約13億円。三池監督は「突き抜けた作品にしたい。コンピューターグラフィックスとアナログの組み合わせが楽しみ」と語った。出演者は現在選考中だが、同監督は悪役の美女ドロンジョ役を米女優アンジェリーナ・ジョリー(31)に依頼したことを明かしたが「軽く断られましたけど」と笑った。
インデックス・ホールディングスが、同アニメの著作権を持つタツノコプロと業務提携を結んだこともあって同プロ制作の人気アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の映画化も決定した。
[2007年4月11日9時22分 紙面から]
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