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WOWOWが映画界に本格参入

左から石橋凌、松田美由紀、豊川悦司、井川遥、小沢征悦
左から石橋凌、松田美由紀、豊川悦司、井川遥、小沢征悦

 WOWOWが映画界に本格参入する。12日、都内で劇場公開用映画レーベル「WOWOW FILMS」の設立を発表した。同局はこれまで、ドラマや映画を製作して番組として放送してきたが、同レーベルは劇場公開を前提にした映画製作を目的とする。民放各局が積極的に映画製作に取り組み始めている中、同局の参入で映画界の活性化が進みそうだ。

 会見した同社の和崎信哉会長は「WOWOWについてどういうイメージを持っているか調査した結果、圧倒的に『映画』という答えが返ってきました。そうした声に応える意味でも積極的に映画を製作していきたい」と話した。

 同レーベルの第1弾作品は、豊川悦司(45)主演の「犯人に告ぐ」(滝本智行監督、今秋公開)。作家雫井脩介氏の同名ベストセラー小説の映画化作品。豊川は「最初の作品に参加させていただき光栄です」。初めて刑事役に挑戦したが「どちらかと言えば不道徳な人生を送ってきたので、おれでいいのかなと思いました」と笑わせた。同映画を劇場公開に先駆けて、6月24日に1回だけ同局で放送する異色の試みも行われる。

 第2弾作品は、ホリプロスカウトキャラバンでグランプリを獲得した石橋杏奈(14)らが出演する「きみの友だち」(広木隆一監督、来年公開予定)。今後も順次発表していくという。

 また、崔洋一監督を選考委員長に迎え、「シナリオ大賞」も創設した。映画化を視野に入れた脚本募集も実施し、製作力の充実を図るつもりだ。

[2007年4月13日7時55分 紙面から]

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