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映画「象の背中」メディアジャックPR

- 記念撮影に臨む左から井坂聡監督、今井美樹、役所広司、原作者の秋元康氏
作詞家秋元康氏(51)の初長編小説の映画化「象の背中」の公開に向け、過去にない大掛かりなメディアミックスが展開されることが21日、分かった。この日、都内で製作発表が行われ、全容が明かされた。原作小説を同時期にコミック14誌で漫画化する前代未聞の試みのほか、2局でドラマ化され、韓国でも映画化。さらに、ラジオドラマ化、絵本化なども決定した。映画は役所広司(51)が主演し、ヒロイン役の今井美樹(44)が20年ぶりに映画出演を果たす。
放送作家、作詞家として数々の流行を生み出してきた秋元氏が異色の試みに乗り出す。「象の背中」は同氏が自分の父の病死をきっかけに“生と死”を真正面からとらえて執筆した小説。余命半年と宣告された男が、残りの人生と向き合い、自分にとっての幸せが見えてくるまでを描いた。
昨年の発表直後から、映像化、コミック化などの依頼が数多く寄せられた。同氏は「誰にでも起こりうること。自分だったらどうすると考えて読まれた方が多かったからでしょう」と反響の大きさを分析した。映画は10月27日に公開するが、放送、映画、音楽、出版など各分野で活躍する同氏らしく、異色で大規模なメディアミックス戦略を進めていく。
◆14誌同時期掲載のコミック化 各出版社から漫画化の依頼が相次いだこともあり、異なる登場人物をそれぞれ主人公にした物語がコミック14誌に今月下旬から11月にかけて登場する。単発や連載などさまざまな形式で、中には設定を時代劇にした作品もある。
◆ドラマ化 テレビ朝日系では公開時期に合わせて原作のサイドストーリーをドラマ化する。TBSも来年ドラマ化する予定だ。
◆ラジオドラマ化 TBSラジオが原作の行間を脚本化したドラマを放送することが決まった。
◆韓国で映画化 チャン・ドンゴンが所属する映画製作会社ジェン・イ・ピクチャーズが製作準備に入っており、来春撮影開始する予定。
◆絵本化 秋元氏が初めて手掛ける絵本。たくましく生きることをテーマにゾウの物語を同氏がつづる。10月25日に講談社から出版される。
◆船上試写会 シンガポール、ペナン、プーケットを豪華客船で旅する6日間のツアーを10月中旬に実施し、同氏が公演も行う洋上試写会を行う。
[2007年6月22日9時14分 紙面から]
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