このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > シネマ > ニュース



新藤兼人監督の2等兵体験描いた映画公開

初日舞台あいさつに出席した新藤兼人監督(右)と主演の蟹江一平
初日舞台あいさつに出席した新藤兼人監督(右)と主演の蟹江一平

 95歳の新藤兼人監督の戦争体験を描いた映画「陸(おか)に上った軍艦」(山本保博監督)の初日舞台あいさつが28日、東京・渋谷のユーロスペースで行われた。2等兵だった新藤監督は「底辺から戦争を見ることができた。戦争は平和な家庭を破壊するということを伝えたかった。生きているうちに作りたかった」と話した。あいさつは座ったままで行われたが、初回は立ち見、2回目以降もほぼ満席の盛況に「大変な困難で作った映画ですから見て頂かないと、プロデューサーが困ります」と、笑わせるなど元気な様子だった。新藤監督の語りの部分とドラマ部分で構成されている。ほかに俳優蟹江一平らが出席した。

[2007年7月29日9時31分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー



このページの先頭へ