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佐藤浩市がコメディーで「胃に穴開く!?」
- 三谷幸喜監督の新作映画「ザ・マジックアワー」の出演者たち
渋みのある二枚目で人気の佐藤浩市(46)がコメディー映画の重圧と闘っている。三谷幸喜監督(46)の新作映画「ザ・マジックアワー」(来年6月公開)の製作発表が15日、都内の東宝スタジオで行われた。
架空の街を舞台にした群像喜劇。佐藤は、知らない間に殺し屋に仕立て上げられる売れない俳優役。物語全体を通して騒動に巻き込まれ続ける主人公だ。撮影は7月21日から始まっている。佐藤はこの日「コメディーが持つ怖さを感じながら現場に立っています。数十年ぶりに胃に穴が開くんじゃないかというプレッシャーを感じています」と珍しく“弱音”を吐いた。
デビュー以来、男くさくニヒルでクールな印象が強い役を数多く演じてきた。理想の上司像を演じることも多く、幅広い年齢の女性から人気を獲得している。三谷監督は「イメージをかなぐり捨ててもらう」と出演を依頼。佐藤は「脚本が本当に面白かった」と快諾した。それでも「笑いという周到に計算し尽くされたものを現場のノリに流されず、ぶれないでどこまでできるか」というコメディーの難しさを体感しているという。それでも同監督は「素晴らしいコメディアンだと思いました」と早くも手応えを感じていた。
[2007年8月16日8時24分 紙面から]
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