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中谷美紀出演作2本が東京映画祭で上映

 中谷美紀(31)阿部寛(43)共演の映画「自虐の詩」(堤幸彦監督、10月公開)が、今年の東京国際映画祭(10月20日開幕)の特別招待作品として上映されることが26日、分かった。すでに、中谷が出演する日伊カナダ合作映画「SILK」が特別招待作品として上映されることが決定。同映画祭事務局は、主要キャストとして起用された新作2作品の同時出品は「あまり例がない」としている。

 同映画祭では毎年約100本が上映されるが、うち特別招待作品は約20本。過去5年間、中谷の出演作品がほぼ毎年上映されている。事務局も「毎年、新作が主要部門に選ばれる女優さんはほとんどいない。中谷さんは東京国際映画祭の“顔”です」。

 また、写真家篠山紀信氏(66)が「自虐の詩」のポスターを手掛けることも決定。篠山氏がポスター用に撮り下ろした写真100枚の一部が初披露された。篠山氏が映画のポスターを手掛けるのは珍しく、本人も「坂東玉三郎さんや吉永小百合さんの作品以外は記憶にない」と話しているほど。

 映画は業田良家氏の同名人気4コマ漫画が原作。けなげな妻(中谷)と無口な夫(阿部)の一風変わった愛や生活をコミカルに描く。製作側が「映画は『平成版夫婦善哉』。一方で、空気感が古臭くなく撮れるのは紀信さんだけ」とオファー。中谷は「篠山先生は私たちが口にする劇中用の朝食を召し上がってから写真を撮ってくださり、感動しました」と話している。

[2007年8月27日8時54分 紙面から]

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