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あおい篤姫ベネチア映画祭でリフレッシュ

取材に応じた宮崎あおい(撮影・近藤由美子)
取材に応じた宮崎あおい(撮影・近藤由美子)

 【ベネチア3日=近藤由美子】来年のNHK大河ドラマ「篤姫」に主演する宮崎あおい(21)が、ベネチア映画祭参加でリフレッシュしている。8月に1年以上に及ぶ同ドラマの収録が開始。合間を縫うようにイタリア入りし、オリゾンティ部門に出品された出演映画「サッド ヴァケイション」の上映に出席した。参加中もタイトなスケジュールだが、「『夏休みだから』と言われてきました。いい気分転換になりましたね。息抜きしないと、これからもたないですよね」と、リラックスしている。

 連日の収録で、ひざ痛に悩まされていた。「収録が始まって2週間なのに、ここに来る機内でしばらく左ひざが動かなくなりました。一日中かつらや着物といった重い衣装を身に着けるし、立ち方が違うから力の入れ方が普段と違います。精神的には持つけど、これでは体力的にもたない。筋肉をつけないと。これから筋トレですね」と、体力強化の必要性を感じている。昨年、朝の連続テレビ小説「純情きらり」に主演。長期間の収録は経験済みだが「あの時はもんぺとか洋服で、すごく楽で元気でした。これから1年2カ月、着物を着ることの大変さを感じています」。

 最近5年で出演作が16本公開されるなどスクリーン中心に出演し「映画が本業」と公言してきた。基本スタンスは変わらないが、国民的ドラマへの連続出演から刺激を受けているのも確かだ。「大河や朝ドラは1年という長い間、自分のすべてを1つの役に向けることができる。ドラマも面白いと思ったし、学ぶことが多い。しんの部分では映画にこだわりたいという思いはありますが、かたくな部分はなくなりました」。体力不足を嘆きながら、「大河の収録中でも映画には取り組んでいきたい」とバイタリティーは失っていない。映画祭でリフレッシュして、「篤姫」に戻る。

[2007年9月4日8時36分 紙面から]

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