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ベネチア映画祭で「スキヤキ-」絶賛

会見を終え快くサインに応じる主演の伊藤英明(撮影・近藤由美子)
会見を終え快くサインに応じる主演の伊藤英明(撮影・近藤由美子)

 【ベネチア5日=近藤由美子】“タランティーノ効果”で、日本映画が最高賞の金獅子賞を狙う。コンペティション部門出品の伊藤英明(32)主演「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(三池崇史監督)が5日深夜(日本時間6日午前)の上映を前に伊藤、桃井かおり、三池監督が公式会見を行った。会見場はほぼ満席。作品の認知度を世界に広めた陰の功労者は、クエンティン・タランティーノ監督(44)。伝説のガンマン役で起用された。

 公式雑誌は特集で三池監督とのツーショット写真を使用するなど、注目度は抜群。タランティーノは腰痛のためベネチア入りできず会見は欠席したが、海外メディアからはタランティーノに関する質問が相次いだ。三池監督は「(劇中シーン同様に)車いすに乗ってくればと言ったが音信不通になった」と苦笑い。「公式上映に来ることを期待している」と話した。

 映画は全編英語で時代劇と西部劇が融合したバイオレンスコメディー。会見で桃井は英語で対応。主演の伊藤が「次は本物のマカロニ・ウエスタンをイタリア語でできれば」と話すと、会場から大きな拍手。2人は不在のタランティーノに負けず、存在感をアピールしていた。

[2007年9月6日7時49分 紙面から]

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