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中居妻に仲間、映画「私は貝に…」で共演

 中居正広(35)主演で半世紀ぶりに映画化される名作「私は貝になりたい」(福沢克雄監督、来年冬公開)に仲間由紀恵(27)が主人公の妻役で出演することが7日、発表された。2人は映画、ドラマを通じて初共演となる。

 太平洋戦争中に軍隊に召集された理髪店を営む平凡な男が、実際には殺していないにもかかわらず、米兵捕虜殺害の疑いで死刑にされた悲劇を描く。故フランキー堺さん主演で58年にドラマ化、59年に映画化され不朽の名作といわれた作品の再映画化。過去の作品に比べて夫婦愛を大きな題材に据えることになり、妻役が重要な鍵を握ることになった。子供を育てながら獄中の夫の無実を信じ続け、無事を願い続ける忍耐力と芯(しん)の強さを併せ持つ女性だ。

 同映画の瀬戸口克陽プロデューサーはNHK大河ドラマ「功名が辻」の好演も印象深かった仲間に「古き良き昭和の女性を演じられるのはこの人以外にいない」と白羽の矢を立てた。オリジナルの脚本・監督を務め、夫婦愛を盛り込んだ今回の脚本も手掛けた橋本忍氏(89)も「凛(りん)としたたたずまいで純粋で力強い目をしている」と太鼓判を押す。仲間は「プレッシャーを感じるとともに大変光栄に思います」と話している。

 2人はドラマ、映画の共演はないが、昨年大みそかのNHK紅白歌合戦の司会でコンビを組んだ。3年前の企画段階から仲間をイメージしていた瀬戸口氏は「夫婦役にぴったりと確信しました」。中居も「(妻役が)仲間さんと聞いて、ホッとしました。“なか・なか”良いコンビでできればなぁと思います」とコメント。仲間は「お芝居の共演は初めてなので今から撮影が楽しみ」と話している。俳優が参加する撮影は来年1月から開始する。

[2007年9月8日7時47分 紙面から]

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