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香川照之ら「剱岳」過酷高地ロケ開始

木村大作監督(中央)と浅野忠信(左)、香川照之
木村大作監督(中央)と浅野忠信(左)、香川照之

 北アルプス剱岳(つるぎだけ)で本格ロケを行う映画「剱岳 点の記」(木村大作監督、09年公開)が12日、富山県内で撮影を開始した。新田次郎氏の同名小説の映画化。明治後期に前人未踏の剱岳登頂を命じられた測量隊の命懸けの奮闘を描く。登頂に向けた調査で現地入りした測量手役の浅野忠信(33)と案内人役の香川照之(41)が出会う場面を撮影。1週間の平地撮影後、20日から登山撮影に入る。10月末まで下山せず標高2600メートル前後の高地で山小屋やキャンプ生活を送る。10キロ以上歩く日も予定され、登山隊さながらの過酷ロケが続く。香川は「映画作りの原点。何とか生きて帰りたい」。浅野は「まったく問題ありません」。

 「コツコツと最後まで仕事に取り組む姿の美しさを描く」という木村監督は、政権を投げ出し辞任した安倍首相に「何が『美しい国』だ。この映画を見て見習ってほしいね」と話した。

[2007年9月13日9時1分 紙面から]

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