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中谷美紀が「自虐の詩」エピソード集発売

 女優中谷美紀(31)が検尿用のコップで水を飲み、柴咲コウに間違われ、ギョーザを素手でキャッチした! 主演映画「自虐の詩」(堤幸彦監督、10月27日公開)の撮影中のエピソードなどをまとめた中谷のエッセー「自虐の詩日記」(幻冬舎文庫)が26日に発売される。美人女優の日常としては素朴で意外な出来事を公開することに、本人も少々後悔しているという。

 同書は会員制サイト「ミクシィ」で発表してきた日記を中心にまとめた。実は中谷の名前ではなく、「自虐の詩」で演じた主人公、森田幸江の名前で撮影中の話題などをつづっていた。主演女優にしか分からない具体的な内容から、ファンの間では「中谷では?」とうわさされたが、最後まで名前は明かさなかった。

 内容は早朝から深夜に及ぶ撮影中のささやかな楽しみとなる、食事の話題も多い。「ミクシィ」ではロケ弁当のおかずの内容や、ロケ地の千葉・九十九里で出合ったハマグリや宮城・気仙沼のフカヒレ、撮影前に食べたイワシ天丼などが中谷撮影の写真で紹介され、話題になった。同書では自分の作った料理の味や作り方などを紹介している。

 中谷の執筆活動には定評がある。昨年はインド1人旅の体験をつづった「インド旅行記1~3」を発表。女性ボクサーにけんかを売られたり、腹痛や高山病に苦しみ、辺境の壮絶な屋外トイレを体験。鋭い観察力と豊かな表現力でつづったエッセーは、優れた旅行記として話題になった。

 中谷は「こっそり書き込みを続けたスキだらけの日記が文庫本になるなんて! もう少し気取った話題にしておくべきだったと悔やみつつも、感謝の気持ちでいっぱいです」と戸惑いながら喜んでいる。

[2007年9月25日8時55分 紙面から]

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