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新垣結衣ダウンで会見欠席も試写会参加

主演映画の完成披露試写会には予定通り出席して笑顔を振りまく新垣結衣
主演映画の完成披露試写会には予定通り出席して笑顔を振りまく新垣結衣

 女優新垣結衣(19)が2日、腹痛を訴えてダウンした。この日午後4時から都内で行われた主演映画「恋空」(今井夏木監督、11月3日公開)の完成会見を急きょ欠席。病院に向かい、過労が原因とみられる腹痛と診断された。鎮痛剤を処方されて回復したため、午後6時30分から行われた完成披露試写会には予定通り参加した。

 壇上の新垣は体調不良を隠し、笑顔で「自分の歴史の中で、これ以上のラブストーリーは無理じゃないかってほど、すべてを出し切りました」。約600人を見渡すと「わお!」と声を漏らした。試写会直前まで病院にいた。関係者によると、完成会見の開始30分前に控室で冷や汗をかき始め、腹部を押さえてうずくまった。病院では会見に穴をあけたショックで号泣したが、ファンの前に直接立つ試写会への参加は譲らなかったという。

 春から多忙を極めて体調不良を引き起こした。4~5月に「恋空」の撮影を行い、オフを挟まず映画「恋するマドリ」、TBS系ドラマ「パパとムスメの7日間」が撮入。9月下旬まで新作映画の撮影に追われ、歌手デビュー曲の録音も重なった。この日も午前8時半からテレビ収録があった。試写会後の仕事はキャンセルし、自宅で静養。3日以降は予定通り復帰する。

[2007年10月3日8時8分 紙面から]

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