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三浦友和6作で個性発揮/ブルーリボン賞

50代の楽しさを語った三浦友和
50代の楽しさを語った三浦友和

 第50回ブルーリボン賞が22日、東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)から発表され、ベテラン三浦友和(55)が助演男優賞を初受賞した。授賞式は2月12日、東京・九段会館で行われる。

 「確実に仕事が楽しくなってきてます」。助演男優賞の三浦は、昨年は対象作「松ケ根乱射事件」「転々」など独立系から大作「ALWAYS 続・三丁目の夕日」まで計6本に出演した。「生涯で一番多く出た年。総合力で評価していただいたのかな」。

 引っ張りだこ状態で、それも初めて組む監督ばかり。「松ケ根-」はだらしないダメオヤジ、「転々」ではヤクザっぽい借金取り役。個性的な役柄の依頼が続く。「僕に一体何を求めているんでしょうか(笑い)。50代に入って居心地がよくなってきた」。「転々」は夫人の百恵さんも「とても面白かった」と楽しんだという。

 ブルーリボン賞は百恵さんとコンビで鮮烈デビューを飾った75年の新人賞以来33年ぶり。20代は文芸作品や青春映画の二枚目役で活躍。32歳の時、相米慎二監督「台風クラブ」のいいかげんな教師役でさわやかな二枚目イメージを一新。最近依頼を受ける監督の多くが「この作品の印象を求めてくる」。転機から23年。固定イメージをぬぐい去り、成熟期に入った。

[2008年1月23日9時29分 紙面から]

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