- 芸能メニュー
-
- シネマメニュー
-
長渕文音が女優デビュー作1年の撮影終了
- 映画「三本木農業高校、馬術部-」のクランクアップを迎えた長渕文音
歌手長渕剛(51)の長女、長渕文音(あやね=19)の主演映画「三本木農業高校、馬術部~さんのうばじゅつぶ~」(佐々部清監督、今秋公開)が11日、青森県十和田市内でクランクアップを迎えた。文音は約1年に及ぶ女優デビュー作の撮影を終えて「1年間通してやってみて、すごい成長できたと思う」と手応えを口にした。
桜の開花間もないころから始まった青森ロケの現場は雪景色。撮了前日はくしくも卒業式のシーンだった。「大変なことがたくさんあったけど、この映画の卒業だと思うと高校の卒業式よりも感動しました」。
盲目の馬と馬術部員の交流を描くドキュメンタリーをもとにした作品。演技や馬術習得以前に、乗り越えるべきハードルがあった。ロケ前には、舞台となった青森・三本木農業高校馬術部の寮生活を体験。都会育ちから、豚や牛を飼育する農業高校生活に驚いた。「東京の高校じゃあり得ないことばかり。外は街灯もなくて真っ暗だし。ショックでした。自分をチューニングするのが大変でした」。
馬術の練習中にけんしょう炎や熱中症にかかったこともあったが、初心者から120センチの障害を飛べるまでに努力を重ねた。馬術シーンはすべて吹き替えなし。佐々部監督は「1年で顔つきが変わった」とめざましい成長に目を細めた。
父は長渕剛、母は女優志穂美悦子(52)。2世俳優だけに注目度は普通の新人女優とは違う。「プレッシャーがないと言えばうそになる。2世をマイナスとは思ってない。いい方向に変えていければ」。謙虚な姿勢と努力を武器に、サラブレッド女優は成長を続けている。【近藤由美子】
[2008年2月11日9時57分 紙面から]
最新ニュース
- 岡田准一が宮崎あおい登場に満面の笑み [11日18:48]
- 吉永小百合ベルリン映画祭に出発 [11日16:29]
- チャン・イーモウ監督が新作映画をPR [11日16:28]