ハリウッド最後の大物独身貴族と言われてきたジョージ・クルーニーの結婚式が、いよいよ今週末に迫っています。クルーニーは、今年4月に英国を中心に活躍する敏腕弁護士アマル・アラムディンさんと27日にイタリア・ベネチアにあるファルセッティ宮で挙式すると伝えられています。そこで注目されるのが、豪華な挙式の内容です。

 クルーニーは2度オスカーに輝き、「オーシャンズ11」や「ゼロ・グラビティ」など数々のヒット作に出演。資産は1億8000万ドル(約200億円)とも言われるだけに、豪華な挙式になるとみられています。米メディアによると、マット・デイモンやブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻、シンディ・クロフォード夫妻、サンドラ・ブロック、U2のボノら、大勢のセレブを含む60人ほどが招待され、3日間にわたって祝宴が行われると伝えています。また、ゲストには1泊5180ドル(約56万円)の7つ星ホテル「アマン・カナルグランデ・ベニス・ホテル」のスウィートルームが用意されるなど、大物スターに相応しい豪華な挙式になるようですが、なんとこの莫大な結婚式費用をクルーニー本人ではなく、花嫁の両親が負担すると報じられて話題になっています。

 アラムディンさんの父親は、ベイルート・アメリカン大学で教鞭をとったことで知られる経営学者で、母親はレバノンの新聞Al Hayatでクリントン元米大統領やサッチャー元英首相などにインタビューをした経験を持つ著名ジャーナリスト。古風な考え方を持っており、花嫁の家族が結婚式の費用を支払うと言うアメリカの伝統に従って自分たちが負担すると申し出ているのだとか。

 この噂が本当かどうか定かではありませんが、米英メディアが注目する豪華な挙式になることだけは間違いなさそうです。花嫁はオスカー・デ・ラ・レンタのドレスを着用するのではと言われ、クルーニーのビジネスパートナーが50ケースものテキーラを飛行機に積み込んでイタリア入りしたと伝えられることから、披露宴ではテキーラが振る舞われ、陽気なパーティーになりそうな気配。27日の挙式の模様は、読者のみなさんにまたお伝えしたいと思っています。

(このコラムの更新は毎週火曜日です)