本コラムでは、似顔絵師としての13年間で7万人描いてきた私の経験を元に独自に編み出した新しい顔相学「顔パーツ占い」で、話題の有名人の顔を分析しております。絵と顔パーツ分析の両面でお楽しみいただけましたら幸いです。

有働由美子アナウンサー
有働由美子アナウンサー

 今回の顔は、NHK紅白歌合戦で総合司会を務めることになった有働由美子アナウンサーです。同局で朝の顔としても人気の彼女の素顔はどういったものなのか、探ってみたいと思います。

 まずは目です。司会としてぴったりなパーツが多い彼女の顔の中でも特に際立っています。「(2)周囲を気遣う努力家」タイプの目です。まぶたが厚く、笑うと垂れる奥二重もしくはうっすら二重の方が該当します。自分よりも周囲に対しての配慮を重視するタイプで、周りが喜んでいる顔や楽しんでいる姿を見ることが自分のテンションも上げてくれると思っていて、奉仕の精神が宿っています。頼られたりお願いされる事に嬉しさを感じ、時に頼られ過ぎて困ってしまう事も。あまり1人で抱えず、時には断る勇気を持つことも必要になってきます。いわゆる「アネゴ肌」的気質の持ち主と予想します。

 次に鼻ですが「(4)異性を惑わす高嶺の花」タイプの鼻を持っています。鼻頭がツンと斜め上に上がり鼻の穴が良く見え、鼻筋が通っているのが特徴です。そのツンと上がった鼻筋から、周囲に対して品の高さと近寄りがたいガードの固さを印象付けます。また、鼻頭が上がり鼻の穴がよく見えている、このタイプの鼻を持つ方は開けっ広げな性格の方が多いのも特徴です。初めての印象はツンとしたネコのような感じなのですが、長く付き合えば付き合うほどに開けっ広げな性格が見えてくる、いわゆる「ツンデレ」タイプの象徴のようなパーツなのです。

 仕事も同様に、最初は非常に緊張感のある雰囲気で時にピリついた感じさえ出してしまうのですが、慣れれば慣れるほど本来の自分を押し出していき、かなりまろやかな印象にチェンジしていくでしょう。それがまたファンを作る一因となっているかもしれません。元々異性からの注目を集めやすいモテ運の高い鼻ということもあり、人気運は常に高いでしょう。

 次に、口は「(7)完璧主義な紳士淑女」タイプに当てはまります。特に特徴のない均整の取れた口を持つ方が該当し、その特徴の通りにあまりずれた考え方をすることが嫌いで、基本や世論に忠実で平均的な考え方を持っています。また、何事もきれいにきちっと収めなければ納得がいかない完璧主義な要素も強い方が多いのが特徴です。

 ですので、1つのことに集中しているとそれを完璧に行う事に夢中になり、他とのバランスが取れなくなってしまうことも。恋愛においても完璧主義で現実主義な部分が大いに出て、相手に対する要求やレベルは高いものになるでしょう。付き合い方としてはマニュアル通りに進む事を重視するようなノーマルな関係を求めます。また何事も均整が取れるように、自らは率先して平等主義になろうとする側面も持っています。

顔占いタイプ診断タイプ一覧
顔占いタイプ診断タイプ一覧

 最後に、目鼻を組み合わせると「好感度抜群の人たらし」という、より詳しい人物タイプに行き着きます。まさにテレビで見る彼女そのままに感じますが、このタイプは人への気遣いや気配りが良くでき、周囲からの信頼や好感を集めます。誰にでも嫌味のない態度、適度な色気、頼りがいのある懐の深さを感じさせるような風貌、言動、雰囲気を併せ持っています。

 他の芸能人で言えば向井理さんも同様のタイプに挙げられます。このタイプの方はあまりにも好感度が高い分、アンチも若干ではありますが作ってしまいます。でもこれは致し方ないことでありますので、小さな声を気にせずに普段どおりに自分の思いのままに生きていくことが一番の問題解決になることでしょう。

 総合的に見て、周囲への気遣いがある事や完璧主義で平等な価値観を持つという点で司会者にもってこいな方に間違いないのですが、なおかつ、人たらしの要素と、適度な色気も持ち併せている事から、タレント的な活動にも向いていると言えるかもしれません。

 アナウンサーとしては、朝や昼よりも、夜や深夜番組で見ることができれば、その開けっ広げなキャラクターと色気で、より一層人気運や仕事運が上がっていくと思われます。そういった面でも、紅白司会というのは時間帯もぴったりなのではないでしょうか。今後は朝だけではなく、夜の番組でもっと開けっ広げな姿を見たい、そう思わされる艶っ気たっぷりの女性であります。