乃木坂46の3期生伊藤理々杏(17)と4期生掛橋沙耶香(17)が、お互いの印象について語ります。4期生では、最新シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のセンターに抜てきされた遠藤さくら(18)はじめ3人が選抜入り。掛橋と似たような境遇だった伊藤からは、貴重なアドバイスも。ファン必見の初対談です。

-同い年の17歳です

掛橋 スタッフさんとかに「理々杏さんと同い年なんです」って言うと、絶対に驚かれるんですよ。「やっぱり、理々杏のほうが大人っぽいね」って。私から見ても全然同い年って感じじゃなくて、「乃木坂46の伊藤理々杏さん」って感じです。上の人というか…。

伊藤 そんなことないですよ(笑い)。5月に横浜アリーナの4期生ライブを見た時、沙耶香ちゃんは自分の意思をすごい持っているのがパフォーマンスに表れていて、すごい格好良かった。

掛橋 あの時は、とにかく精いっぱいで必死って感じで…。

伊藤 その必死にやっている感じが格好良かった。

-掛橋さんは4期生楽曲「図書室の君へ」でセンター。一方で、「夜明けまで強がらなくてもいい」では遠藤さくらさんはじめ同期の3人が選抜入り。悔しい気持ちもあったのでは

掛橋 う~ん…。確かに、急に開いた差がすごい大きいと感じます。でも、3人ともしっかりしているし、真面目だし、選抜に入っても謙虚さが変わらないし、そういうところもあって選ばれたのかな、って思います。

-3期生でも「逃げ水」で与田祐希さんと大園桃子さんがセンターに抜てきされた過去があります

伊藤 私も、悔しさがなかったわけじゃないです。でも、2人が入ってうれしかった部分もあるし、2人の苦労も見ていたので。すごいなって思いつつ、悔しさも原動力にして自分も頑張ろうと思えたから、全然悔しいと思っていいと思うよ。早い段階でセンターやっているし、ちゃんとできているから大丈夫!

掛橋 ええ~…(困り顔で首を横に振る)

伊藤 分かります。ボクも自己嫌悪するタイプだから。でも、そのおかげで頑張れることもあるし、それも直さなくていいと思う。

掛橋 ありがとうございます…!(照れ笑い)【横山慧】

◆伊藤理々杏(いとう・りりあ)2002年(平14)10月8日、沖縄県生まれ。16年9月加入、乃木坂46の3期生。愛称「りりあ」。154センチ。血液型B。

◆掛橋沙耶香(かけはし・さやか)2002年(平14)11月20日、岡山県生まれ。昨年11月加入、乃木坂46の4期生。愛称「さぁちゃん」。156センチ。血液型B。

(11月26日付紙面に掲載したものです)

掛橋沙耶香(左)と伊藤理々杏(撮影・浅見桂子)
掛橋沙耶香(左)と伊藤理々杏(撮影・浅見桂子)