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ジャズピアノの巨匠、ピーターソン氏死去

 カナダの放送局CBC(電子版)によると、絶妙な技巧で「鍵盤の帝王」の異名をとったジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソン氏が23日夜、腎臓疾患のためカナダ・オンタリオ州ミシソーガの自宅で死去した。82歳だった。

 同氏は1950年代に白人が主流だった欧米の音楽界で成功を収めた数少ない黒人音楽家の1人。チャーリー・パーカー、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルドらと数多くの名演奏を残し、生涯にグラミー賞を計7回受けた。93年に脳卒中で左手が動かせなくなったが、リハビリを受け、片手での演奏を続けた。

 日本にもファンが多く、99年には第11回高松宮殿下記念世界文化賞(日本美術協会主催)を受賞した。

 モントリオール生まれ、父親は国鉄のポーター。5歳からピアノを習い、10代からナイトクラブなどで演奏を続けた。

 49年に大物プロモーターに才能を見いだされ、同年、ニューヨークのカーネギーホールで公演、流麗な演奏で全米にその名をとどろかせた。ベースのレイ・ブラウン、ギターのハーブ・エリスとのトリオでの演奏で知られ、生涯に録音したアルバムは200枚以上とされる。

 生涯に4回結婚し、6人の子供がいる。

[2007年12月25日13時42分]

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