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井澤秋乃のI LOVE IGO

秋 乃 教 室秋乃とレッスン碁

【第5回】ナカデを勉強しましょう

第5回<1図>
第5回<1図>
第5回<2図>
第5回<2図>
第5回<3図>
第5回<3図>
第5回<4図>
第5回<4図>

 今回は石の生き死にに関わる“ナカデ”の形を勉強しましょう。まずは基本形から。

 <1図>。黒は白に囲まれ危険な状態。生きるためにはどうすれば良いでしょう。

 <2図>。そうです! 黒1と打てばAとBにそれぞれ眼ができますね。2眼あれば生きの形なので、黒から打つ場合は黒1が正解となります。

 では、この形、次が白番の場合は? 実は白から打てばこの黒は死んでしまうのです。

 <3図>。勘の良い方はお気づきでしょう。白1が正解です。実はこの手が“ナカデ”なんです。

 3つのスペースのナカデなので、3目ナカデといいます。白にナカデにされると黒は手出しできません。白1と打てば黒は1眼しかないのです。1眼では…死んでいますよね!

 <4図>。続いては4目ナカデを紹介します。

 実はこの形、白1と打つと黒は1眼しかない形、つまりは死んでしまうのです。

 4つのスペースのナカデなので4目ナカデといいます。もし黒番で生きる場合も同じ1と打ち込みます。黒から打てば眼が3つできますね。

 相手の石を取りにいくナカデの形。3目ナカデも4目ナカデも真ん中の急所に打てばいいのです。

※囲碁図は上から1図、2図、3図、4図となっています。次回更新は4月29日を予定しています。お楽しみに。

[2014年4月22日10時10分]









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