NHK連続テレビ小説「あまちゃん」効果で、東京・銀座にある岩手県アンテナショップ「いわて銀河プラザ」がにぎわっている。店内に、海女をあしらったグッズのコーナーを設けているほか、ドラマに登場する郷土食「まめぶ汁」の具材なども人気だ。

 「まめぶ汁」の素は、4月下旬に50袋を入荷したがすぐに売り切れとなり、5月1日に新たに200袋を追加した。同店では「『まめぶ』は久慈市のさらに一部の地域だけで食べられている郷土食。ドラマの話をしながら手にとってくださるお客さまも多く、驚いています」。電話での問い合わせも多いという。すぐ近くで新開場した歌舞伎座との相乗効果もあり、ゴールデンウイークはたくさんの客でにぎわっている。

 ドラマでは何かと冷遇されて笑いを集めている「久慈琥珀(こはく)」も、同店では人気。イヤリングで1万円近くする高級品だが、放送前にはなかった売れ行きという。

 5月8日~11日には、イベントコーナーで、久慈市の物産展が行われる。